VARIO 300e ZRは、ジルコニアや二珪酸リチウム用の特別プログラムを備えた多機能炉です。
酸化ジルコニウム上のデンタルセラミックスの焼成では、冷却後にマイクロフラクチャーが発生するリスクが高いのですが、バリオ300e ZRはTTCシステム(Time-Temperature-Cooling)によってこの問題を解決しています。TTCシステムは、5℃/分から45℃/分の間で温度勾配を設定することで、制御された直線的な冷却を可能にします。外部調理チャンバーの革新的なデザインと、ガラス固化点以下の温度範囲に戻すための電子制御により、マイクロフラクチャーの形成と恐ろしい「チッピング」の両方を回避することができます。
技術指数の高い調理のために
自動Z-Drying機能は、実験室の時間を節約するのに役立ちます。乾燥前の段階では、センサーが調理室の温度に基づいてリフトの位置を計算し、製品にとって理想的な温度を作り出し、それを130°Cで一定に保ちます。
Z-Dryingは、リフトを少しずつ調整してキャップ上の最適な温度を維持し、亀裂や気泡の発生を抑えます。次の調理では、このようにして長い待ち時間を避けることができます。
また、停電時にはPFC(Power Fail Control)機能が働き、停電が復旧すると、中断されていたプログラムが再開され、通常通りのサイクルが行われます。 タッチパネルディスプレイは強化ガラス製で、耐衝撃性、耐熱性に優れており、永久保証されています。
---