画像誘導放射線治療(IGRT)と強度変調放射線治療(IMRT)を統合した3次元画像誘導と、独自のバイナリーMLCによる高コンフォーマルな治療を可能にしました。
CTスキャナーと放射線治療システムの統合、バイナリーマルチリーフコリメータの採用で多様な線量分布が実現可能
トモセラピーシステムは、CTスキャナーと放射線治療システムを統合したデザインです。この独特のデザインにより、毎日治療前に行う患者位置合わせの精度を担保し、リング型ガントリーを活用しながら三次元原体照射法(3DCRT)と三次元画像誘導による強度変調放射線治療(IG-IMRT)を行うことができます。
VERSATILE
精度の高い治療をより多くの患者さんに提供
EFFICIENT
腫瘍が複雑な構造でも、効率的な治療を
EFFECTIVE
照射の精度を高め、副作用を抑える
TomoHDA は、TomoHシリーズの全ての機能を搭載した最上位機種で、次の機能を含みます。
・統合されたシステム
・CTrue™ 画像技術
・TomoHelical™(ヘリカル照射)
・TomoDirect™(ダイレクト照射)
・計算プラットフォーム ハイパフォーマンスVoLO™
・OISインターフェース(Aria または MOSAIQ 対応)
・遠隔操作のためのソフトウェア(2ライセンス)
・TomoEDGE™ Dynamic Jaws
TomoHシリーズのうちTomoHDA にのみ標準装備される仕様の1つ、TomoEDGE™ は、正常組織への照射を減らしスループットと治療品質の改善に役立ちます。また、ハイパフォーマンスVoLO™ は、柔軟性・迅速性・効率性・双方向性を活かして、治療計画業務を同時進行することができます。
高い機能を備えたTomoHDA は、線量分布に示される原体一致性の高さ、治療時間の短縮化などのメリットを患者さんに提供することができます。