HANABI-PVI Metaphase Spreaderは、FISH、CGH、G-bandingなどの染色体解析に用いる染色体メタフェース標本スライドを作成するために、細胞懸濁液を最適な条件で散布することが可能です。散布条件を調整することにより、様々な細胞の標本スライドを作成することができます。
HANABI-PVI メタフェーズスプレッダーは、メタフェース染色体スプレッダーの作製に最適な環境条件を提供するために設計されています。温度、湿度、気流を設定し、高速で安定させることで、染色体を顕微鏡スライドに落下散布する際に、安定した再現性のある乾燥が可能です。過剰な散布や染色体の重なりが少なく、分析可能なメタフェースの収量が向上します。従来のG-バンディング(またはそれに準ずる方法)や、血液細胞や骨髄由来のサンプルのFISH分析における染色体展開作業が、より合理化され、熟練度に関係なく容易に行えるようになりました。スライド全体に細胞や染色体を広げる必要があるプロトコルは、傾斜型スライドを使用することで実現できます。
安定した散布結果
低メンテナンスで使いやすい
市場最小のベンチトップスペースを実現
内部環境の迅速な安定化、時間の節約
従来の方法に比べ、分析可能なメタフェースの収量が増加
環境制御が容易
サンプル液量:1サンプルあたり10~30μL
新しいトップカバーの設計により、散布の質が向上
5枚のスライドを収納可能
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