TST33 - 組織選択療法ステープラー
単回使用の体内ステープラー
直腸粘膜の円形切開を特徴とする円形ステープルド痔核切除術(CSh)[1]は、脱出痔核の治療に有効な手技である。しかし、術後の切迫感や肛門狭窄の発生率は、それぞれ40%[2]、6%[3]と高いことが報告されている。十分な粘膜皮橋を温存することなく、広い範囲の無皮と痔核直腸粘膜を切除すると、瘢痕化や慢性狭窄の進行につながる可能性がある[3]、[4]。
-永久平行圧迫
-逆戻り防止ロック技術
-DAOユニット
-ASL - 内蔵の自動安全ロックにより、誤発射を防止
-1mmから2.5mmまで調整可能なステープルクロージャー高さ
参考文献
[1] Longo A. 円形縫合器による粘膜縮小と痔核脱出による痔核疾患の治療:新しい手技。第6回世界内視鏡外科会議議事録。2] Fueglistaler P, Guenin Mo, Montali I. stapled hemorrhoidopexy後の長期成績:頻繁な術後症状にもかかわらず高い患者満足度。Dis Colon Rectum.3] Brisinda G, Vanella S, Cadeddu F. Surgical treatment of anal stenosis.World J Gastroenterol.2009;15:1921-8.[4] Brisinda G. 痔の治療法。予防が最善であり、痔核切除術には熟練した術者が必要である。BMJ.2000;321:582-3.
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