クィックリード・ゴーiFOBTは、下部消化管からの出血が疑われる場合に、糞便中のヒトヘモグロビンを検出し定量化する免疫化学的FIT検査です。測定には、必要に応じてHIS/LISシステムに接続可能なQuikRead goを使用します。
一般的に
このすぐに使えるキットと簡単な検査手順、そして測定器により、3分以内に正確な結果を得ることができます。
結果は定性または定量的な数値として得ることができます。
定性試験として使用する場合、15μg/g faeces (75 ng/ml)以上のヒトヘモグロビンを含む試料は陽性と判定されます。
定量測定では、10μg/g faeces (50 ng/ml)から始まり、200μg/g faeces (1000 ng/ml)までの濃度を数値で表示します。それ以上の濃度は、> 200 µg/g (>1000 ng/ml)として表示されます。
QuikRead go iFOBTは以下を提供します。
適応性
定量的な結果で国の勧告を利用することが可能
結果は各患者の年齢、性別、または考えられる危険因子と照らし合わせることができます。
フレキシブルな検査手順は、検査室やポイントオブケアでの日常業務に組み込みやすい
サンプリングバイアル内のサンプルは18~25℃で5日間安定するため、自宅でのサンプリングや分析施設へのサンプルの返送に便利です
客観性
10-200 µg/g (50-1000 ng/ml)の範囲での数値結果
装置の設定により、15 µg/gのカットオフ値で定性結果を選択可能
測定結果を読み取ることにより、目視による結果の確認が不要
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