Sona は、Andor 最新の高性能 sCMOS カメラプラットホームで、蛍光顕微鏡用に特化して設計されました。この度発売を開始した Sona 4.2B-11、Sona 2.0B-11 の両モデルは、いずれも背面照射型で量子効率 (QE) 95%、真空冷却による冷却温度は業界トップの -45 °C を実現しました。
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QE 95%、冷却温度 -45 °C: 超高感度背面照射 sCMOS を採用
4.2 メガピクセル (Sona 4.2B) : 細胞や全胚を広視野で捕捉
70 fps フルフレーム: ダイナミックプロセスにもスメアなく追随可能
リニアリティ 99.7% 以上 : ダイナミックレンジ全域にわたり最高の定量精度
長期の真空度保持および品質確保: センサ表面の湿気ゼロ、QE劣化なし
Sonaは、Andor社最新の高性能sCMOSカメラプラットホームで、特に蛍光顕微鏡用に設計されました。この度発売を開始したSona 4.2B-11、Sona 2.0B-11の両モデルは、いずれも背面照射型で量子効率 (QE) 95%、真空冷却による冷却温度は業界トップの -45 °Cを実現しました。
sCMOS感度を究極化するというAndor独自の技術によって、例え励起出力が低下した場合においても蛍光顕微鏡のSN比を最適化させることを可能としました。その結果、測定時間が延長した場合も生細胞が保存されます。またSonaの感度が極めて高いことも蛍光色素分子濃度の低下に対して有利に作用し、細胞の生理機能の混乱が最小限に抑えられます。感度が上がるということはすなわち露光時間を短くできるということであり、細胞内の信号伝達メカニズムや細胞運動性のようなダイナミックプロセスに対してより高いフレームレートでの測定を可能としました。ダイナミックレンジを拡げる「デュアルオペレーショナルアンプリファイア」法は、神経細胞のような難易度の高いサンプルの高精度のイメージングおよび定量化に最適な手法です。さらには、このクラス最高の定量精度を達成するため、Andorは搭載ソフトウェアの強化にも取り組みました。その結果、ダイナミックレンジ全域にわたり 99.7% を超え、市場をリードするリニアリティを実現しました。
フラッグシップモデルである 4.2 メガピクセル Sona 4.2B-11 は、2048 x 2048 ピクセル全域に有効なアクセスを可能とする独自の技術を駆使して、画期的な 32 mm 対角センサを導入しました。その結果、顕微鏡サイドが利用可能な視野全域がシステム全体の視野となりました。これは情報量の最大化が求められるアプリケーションに最適な特性であり、細胞、全胚、細胞組織のサンプルを完ぺきな明瞭さで、かつ大きな視野で取得することができます。