レオメータ: MCR 102、MCR 302、MCR 502
モジュラーコンパクトレオメータシリーズ
MCRレオメータは、レオロジー及びレオメトリーの分野における長年の経験と継続的な開発の成果として完成した製品シリーズです。多くの現場で実績が認められている革新的なテクノロジーと堅牢な設計を兼ね備え、このクラスを代表するベンチマークとなっています。アントンパール社のレオメータはラボで日常的に使用するための製品であり、あらゆる種類の粘弾性測定と材料特性評価に欠かせない存在です。定評あるMCRシリーズの適用分野は、品質管理からハイエンドな研究開発まで、多岐にわたっています。
比類のないモーターとコントローラのテクノロジー
革新的なECモーターと、低摩擦のエアベアリング、そのエアベアリングに内蔵された法線力センサ、高分解能光学式エンコーダの組み合わせが、MCRレオメータの中核を構成しています。様々な粘性を持つサンプルに対応する独自のコントロール機能であるTruRate™(回転及びステップ歪み)と、リアルタイム位置制御の改良により高速かつ正確な真の歪み制御を実現するTruStrain™(振動)により、最小限のトルク(2 nNm未満)で極めて正確な測定結果を保証します
。スチール製フレームは機械的・熱的な剛性を高めるために最適化され、ねじれや軸コンプライアンスを最小限に抑えます。残留コンプライアンスは測定中に検出・補正されるため、測定後に補正する必要がありません。
簡単でミスのない操作のための設計
オープン設計により、サンプルの充填や掻き取りをすばやく簡単に行えるようになっています。スタンド内のリフトモーターにより、正確なギャップ設定や、温度や法線力に関連するギャップ変化の補正が行われます。クイックコネクトカップリングにより、測定システムを片手で交換できます。特許取得済みのToolmaster™テクノロジーにより、測定システムとアクセサリーが自動的に認識され、全ての関連パラメーターが自動的にソフトウェアに転送されます。特許取得済みの機能TruGap™により、実際の測定ギャップをリアルタイムで検出し、室温の変化にかかわらず正確にギャップ設定を行うことができます。T-Ready™により、サンプル温度の平衡を検出して待機時間を短縮します。