Litesizer™ 500
ワンクリックで粒子解析
Litesizer™ 500は、分散系及び溶液内のナノ粒子と微粒子の特性を明らかにする装置です。動的光散乱(DLS)、電気泳動光散乱(ELS)、及び静的光散乱(SLS)を測定することで、粒子径、ゼータ電位、及び分子量を決定します。
さらにLitesizer™ 500は、サンプルの屈折率を容易に測定できる、唯一のDLSに基づく粒度分布計です。
Litesizer™ 500には、考え抜かれたシンプルなソフトウェアが組み込まれています。ワークフローは1画面で確認することができ、入力パラメータ、結果、分析も全て同じ画面に表示されます。測定条件は数秒で設定でき、1クリックで必要な分析結果とレポートを作成することができます。
透過率の連続自動測定
透過率はサンプルに即座にフィードバックをかけ、測定パラメータ(測定角度、焦点位置、測定期間)を自動的に最適化します。
屈折率を正確に測定
ほとんどの粒子分析装置は、外部の情報源に基づいて屈折率を決定する必要がありますが、Litesizer™ 500は測定条件と同じ波長及び温度の屈折率の測定が可能です。これによって、あらゆる実験条件下で、粒子径とゼータ電位の結果の最大精度を保証します。
Litesizer™ 500は、ISO 22412:2017の規定によりDLSに要求される屈折率の精度に対して、±0.5 %以内の精度で溶媒の屈折率を測定します。
粒子径の測定:かつてない高分解能
高度に進化したファームウェアのアルゴリズムにより、1つの懸濁液に含まれる数種類の粒子径を正確に分解します。
ゼータ電位に関する新特許技術、cmPALSを採用
cmPALS (欧州特許2 735 870)により、低い印加電圧で非常に短時間に測定を実行できるので、デリケートなサンプルでも信頼性の高い測定結果が得られます。