PNR12はある形状の測定針がサンプルに貫入する際の抵抗力を自動測定する試験器です。試験対象の材料が硬い場合は、先端が針のように尖った測定針を使用する必要があります。
PNR 12は、ペースト状、クリーム状、半固体、高粘度サンプルの硬さ及び可塑性の測定に使用されます。
メリット
特許取得済みの荷重センサープランジャー(オプション)は、水の層の下にあるサンプルの表面も検出します。標準規格の試験手順を自動で実行し、結果をディスプレイに表示します。
この試験器に適したサンプルは、針入度160 (針入度1 = 0.1 mm)未満のビチューメン、ワックス、その他の同等な硬さを持つ材料です。
20個のプログラム(そのうち16個はユーザーが個別に定義可能)
自動データ変換(NLGIクラス、ENビチューメン値、1/4コーンから1/1コーン及び1/2コーンから1/1コーン)
試験中に値が事前の設定値から外れたときにアラームを発する限界値インジケーター
統計及びデータベース機能(200件の試験結果の保存、最小、最大、平均値の評価)
USBスティックによるデータの読み出し、Excel®へのデータ変換
電気導電性サンプルの自動測定
優れた操作性
手動での表面検出を確実に行うための拡大鏡及び高輝度LEDによるサンプル照射
ジョグホイール(回す、押す)によるメニュー操作
パスワード保護