旭化成バイオプロセスは、プラノバNシリーズフィルターの使用後金粒子測定を合理化・自動化するために、第2世代のAGPTS-IIを開発しました。AGPTS-IIは、全試験を25分以内に実施することができ、シングルフィルターおよびマルチフィルター構成で利用可能です。
時間の節約とリスクの低減
ゴールドパーティクルテスト(GPT)は、プラノバフィルターの使用後の完全性試験で、ウイルスろ過後に孔径分布に変化がないことを確認するものです。希釈した完全性試験溶液をフィルターに通し、インラインの可視分光計で透過画分の吸光度を測定します。コントロールユニットが自動的に金粒子のLRVを計算し、オフライン分析なしでフィルターの合否結果を生成します。大幅な時間短縮を実現しました。
マルチフィルターAGPTS-IIは、複数のプラノバフィルターを順次自動試験することができます。5枚フィルター、6枚フィルター、10枚フィルターの構成があり、1バッチあたり3枚以上のプラノバフィルターを使用するプロセスや、年間100枚以上のプラノバフィルターを使用する施設に理想的な装置です。
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