BeVision D2 は、高流動性の乾燥粉末または顆粒の粒子径と形状の分析に効率的に測定を行えます。3 分以内で 数千、数万の粒子数を検知することができます。高速CCDカメラと精密レンズを組み合わせて、30 ~ 10,000 μm の測定範囲をカバーし、粒子径、粒子形状パラメーターを完備しております。
機能と利点
● 測定範囲:30~10000μm
● 粒子径と粒子形状を総24項目で測定・計算
● 作業量と作業時間の軽減
● 優れた再現性
● ISO 9276-6 に準拠した結果
● 全自動運行
● 付属ソフトウェアにより評価表示
● 篩い分け法で得る結果と比較可能
1) なぜ画像解析法を使用しますか?
手軽さ
粒子の画像をキャプチャし、粒子を識別し、粒子径と形状を測定します。画像解析の一連の流れが簡単でわかりやすいという特徴があります。
形状解析
粒子を観察することで、粒子の大きさだけでなく、形状も解析することが可能です。
画像解析では、粒子1つ1つの大きさや形状を判定し、それを合計して統計します。粒子径や形状分布の詳細を高精度に測定することができます。
2) なぜ動的画像解析法を使用しますか?
効率向上
動的画像解析法により測定部で流れている粒子を連続的に撮影する動的な測定で、測定の効率が向上します。
粗大粒子の感度
動的画像解析法では、粗大粒子や異物も高感度に検知します。 特大の粒子のサイズを推定することも可能です。
信頼できる結果
測定できる粒子数が多い、測定結果の統計的精度が保証されます。
ハードウェア: 精度保証と効率向上
BeVision D2には、様々な用途に対応するため、豊富なハードウェアが用意されています。試料材料の特性に対応し、最適なハードウェアをお選びいただくことで、高い精度と効率で粒子径と形状を測定することができます。
粒子径
相当径:投影面積円相当径、投影周長円相当径。
フェレット径: 最大および最小のフェレット径、XLF (「長さ」)
マーチン径: 最大および最小マーチン径。
ルジャンドル楕円: 長軸と短軸
形状パラメータ
2方向のサイズの違い:縦横比、楕円比; 円形さと長方形さ:円形度、不規則度、コンパクト度、広がり(extent)、かさ指数
輪郭凹面:凹面、凸面、充実度; 細長い粒子:長短度、直線度