ヒト血清中のクレアチンキナーゼ(CK)活性のin vitro定量測定用。
方法
クレアチンリン酸の存在下で、CK酵素はADPの可逆的リン酸化を触媒し、ATPとクレアチンを形成する。次に酵素ヘキソキナーゼ(HK)が、形成されたATPによるグルコースのリン酸化を触媒し、ADPとグルコース-6-リン酸(G-6-P)を生成する。その後、G-6-Pは6-ホスホグルコネートに酸化され、同時にNADHが生成される。
注意事項
1.本試薬は体外診断用です。
2.試薬は皮膚を刺激することがあります。皮膚に触れた場合は水で洗い流してください。
3.この試薬は防腐剤としてアジ化ナトリウムを含んでいます。乾燥した状態では、鉛や銅の配管と反応し、爆発性の高い金属アジ化物を形成することがあります。廃棄の際には、アジ化物の蓄積を防ぐために大量の水で洗い流してください。
試薬1:
H360d 生殖能または胎児を損傷するおそれがある。
P308+313ばく露又はその懸念がある場合:医師の診断/手当てを受けること。
適切な保護具を着用すること。
試薬の調製
試薬は2バイアル、すぐに使用できる液状で供給される。
分析装置によっては、試薬1を4部、試薬2を1部(例えば、20mLのRgt 1と5mLのRgt 2)混ぜて使用溶液を作ることができます。
試薬の劣化
以下の場合、試薬は使用しないでください:
1.試薬の吸光度が水に対して340 nmで0.5を超える場合。
2.試薬の性能パラメータを満たしていない。
相互干渉
ヘモグロビン、ビリルビンおよび脂肪血症に対する干渉レベルを決定するための研究が実施された。 以下の結果が得られた:
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