血清中のマグネシウムのin vitro定量。比色キシリジルブルー錯体法。
原理
マグネシウムイオンはアルカリ性条件下でキシリジルブルーと呈色錯体を形成する。発色した色の濃さは試料のマグネシウムイオン濃度に比例する。
注意事項
1.本試薬は体外診断用です。
2.口からピペッティングしないでください。皮膚や衣服との接触を避けてください。
試薬の調製
試薬はすぐに使用できます。
試薬の劣化
以下の場合は試薬を使用しないでください:
1.試薬が新鮮なコントロール血清の設定値に達しない場合。
2.試薬が目に見えて濁る。
3.試薬は、500(480-520) nmの水に対する吸光度が1.2以上である。
検体の採取と保存
1.新鮮で溶血していない血清を使用してください。
2.赤血球は血清の2倍のマグネシウム濃度を含ん でいます。溶血した検体は、結果を 誤って上昇させる。
3.肉眼的に黄疸のある検体や脂肪血症のある検体は、この検査法では使用しないこと。
4. 尿(蒸留水で1:10の割合で希釈)。検体は希塩酸でpH3~4に調整する。
別途必要な器具
1.一定の温度(37℃)を維持し、500 nm(480-520)で吸光度を測定できる臨床化学分析装置。
2.脱イオン水および関連器具(例:ピペット
3.分析装置固有の消耗品(例:サンプルカップ
4.コントロールおよびキャリブレーター材料
手順
システム・パラメーター
温度:37
波長:500 nm(480 - 520)
光路 : 1 cm
アッセイタイプ : エンドポイント
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