交換可能な咬合器の使用により、歯科医院と技工所間の作業が容易になり、歯科医師が咬合器を技工所に送ったり、逆に技工所が咬合器を送ったりする手間が省けます。つまり、石膏模型が標準化された咬合器にぴったりと収まるので、石膏模型と咬合器の最初の組み立て関係やアライメントを維持したまま送るだけで良いのです。
標準化された咬合器を使用することで、歯科医師や歯科補綴医は、作業方法を変更することなく、組み立て作業を行うことができます。標準化された咬合器は、下肢に接着された「コンペンセイティングディスク」を搭載し、咬合器が持つ寸法の誤差を解消する役割を担っています。
標準化はオプションです。つまり、咬合器を購入する際に、標準化を希望する旨を伝えてください。
注意
- 咬合器4000-Sは標準化できません。
- マグネット式のマウンティングプレートは、空間寸法がずれる可能性があるため、標準の咬合器には使用しないでください。
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