最低実施テスト数 100
完了時間 35分
保存可能期間 2年
保管条件 15~25°C
追加装置 不要
用途
組織切片上のビリルビン色素を強調する。
使用結果
ビリルビン緑色
結合組織赤色
コラーゲン黄色
光学顕微鏡用の細胞組織学的サンプル調製用製品。
組織切片中のビリルビンおよびコラーゲンの検出
原理
ビリルビンはビリベルジンから鉄を除いたものである。ビリベルジンはヘモグロビンの分解の結果である。
この反応は主に骨髄、脾臓、肝臓で起こる。
閉塞性黄疸の患者の肝臓では、ビリルビンは胆管内の血栓、肝細胞内の顆粒およびクプファー細胞の細胞質として現れる。
Fouchet反応による発色は、複合体の強い酸化還元と、それに伴うビリベルジンへの変化に基づいている。
警告
Perlの反応では、ビリルビンに対して常に陰性であるため、偽陽性を除くことができる。
方法
1) 切片を蒸留水につける。
2) 切片に試薬Aを5滴、試薬Bを5滴滴下する。
3) 蒸留水ですすぐ。
4) 試薬Cを10滴滴下し、7分間放置する。
5) すすがずに5分間風乾する。
6) 絶対アルコールで脱水し、キシレンで透明にし、マウントする。
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