Biohit Calprotectin ELISAは、炎症性腸疾患(IBD)と過敏性腸症候群(IBS)の判定を、便サンプルから非侵襲的かつ安価に行うことが可能です。IBDのような器質的疾患では、便中カルプロテクチン濃度が著しく上昇しますが、IBSのような機能的疾患ではこのようなことは起こりません。
Biohit Calprotectin ELISAは、IBD患者の粘膜治癒のモニタリングにも使用することができます。例えば、薬物療法や内視鏡検査や手術などの医療処置の必要性について、医師が十分な情報を得た上で決定する際に役立ちます。
アプリケーション
炎症性腸疾患(IBD)と過敏性腸症候群(IBS)の鑑別。
IBD患者における粘膜治癒のモニタリング
再発予測(臨床的寛解)
サンプリングが容易
糞便の混在は結果に影響しない
少量のサンプルで済む
衛生的な抽出チューブによる簡単な取り扱い=プロセス時間の短縮
簡単な分析
1回の希釈で幅広い測定が可能 25 - 2500 mg/kg in feces
自動化システム(例:ダイネックスDS2)に直接フィットする
実証済みのアッセイによる有効な結果
Biohit Extraction Tubes (Cat. No. 602 270)の使用は、最適な分析性能のために強く推奨されます。
お知らせ
国によっては、入手が困難な場合があります。詳細はお問い合わせください: info (at) biohit.fi.
米国と日本では、研究用としてのみ使用できます。その他の国については、最寄りのBiohit代理店にご確認ください。
Biohit Calprotectin ELISAは、炎症性腸疾患(IBD)と過敏性腸症候群(IBS)を確実に鑑別することができる定量検査法です。
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