DataLINK は汎用的かつプログラム可能なオンラインデータ取得システムで、被験者に取り付けて使用します。ユーザはDataLINKを使う事で、バイオメトリクス社のゴニオメータ、捻りゴニオメータ、筋電センサ、加速度計、ピンチメータ、ハンドダイナモメータ、コンタクトスイッチ等、様々な種類のセンサからアナログ、デジタルの両データを収集する事ができます。
他にもロードセル、ひずみゲージ、ポテンショメータ、温度プローブ、流量計などの汎用センサからの入力にも対応可能です。
DataLINKは、工業・医療・教育分野等での研究データ収集・分析用機器として研究者の幅広いニーズに合わせて開発したものです。
オンラインのデータ収集
リアルタイムなデータ表示
DataLINK1台ごとの40 KHzトータルサンプリング周波数
8、16または24アナログチャンネル
閾値を知らせるアラーム音
他システムとの同期が簡単
センサは、プログラム可能な計装アンプと電源(センサへの電源供給、サンプリング、入力のデジタル出力への変換を行う)を内蔵した軽量で小さい被験者装着ユニットに接続されます。データはRS485データ送信用ケーブルにて被験者装着ユニットからベースユニットへ送信されます。このケーブル(type no. R7000)は長さ7mですが、最大20mまで特別注文する事もできます。ベースユニットはUSBポートを使ってPCに接続することで、DLL(ダイナミックリンクライブラリ)にてデータを簡単にディスク保存したり、Microsoft ExcelやMicrosoft Visual Basic等のアプリケーションへリアルタイムで送信する事ができます。オプションの出力ケーブル(R2000i) をベースユニットに接続してDataLINKをアナログデータの記録装置とインタフェースする事で、アナログ出力も可能になります。
DataLINKマネージメントソフトウェアは、最新のDataLINKユニット(2013年9月以降の製造分)を最大3台まで同時に制御する事ができます。さらにSL200 またはSL300ケーブルを使用すると、研究者は最大24アナログ、12デジタルチャンネルを使えるようになります。
リアルタイムの時計も内蔵しており、全記録は正確な開始日程、時間、経過時間をマークする事が出来ます。
DataLINKに含まれているのは、8アナログ入力(シングルエンド電圧入力及び作動電圧入力の両方に対応)、5デジタル入力およびDataLINKマネージメントソフトウェアです。
このソフトウェアは多目的に対応可能で使いやすく、ソフトウェア内で各入力チャンネルごとに単独制御・設定が可能です。アナログ入力のオプションには、選択可能なゲイン、選択可能なサンプリング周波数、選択可能なセンサ供給電圧、選択可能なゼロまたは閾値レベル、選択可能なヒステリシスが含まれます。