本製品は、2セット3,308本のプライマーから構成されています。S. pombe haploid deletion mutant ver3.0のPCRによる品質確認に使用します。標的遺伝子に特異的なプライマーと、欠失カセットであるKanMXモジュールに共通するプライマーの混合物から構成されていますので、ワンピペットで簡単にPCR混合物を調製することができます。
特徴・メリット
S.pombeの各遺伝子の欠失変異体
哺乳類細胞との類似の生理過程
30%以上の相同性を持つヒトのがん関連遺伝子
細胞周期が早く(~3時間)、分子生物学的なメカニズムやパスウェイを簡便に解析できる
劣性変異型であるため、表現型解析が可能である。
機能相補による未知のゲノム機能解析が可能。
生きた細胞でゲノムレベルの創薬標的スクリーニングが可能
概要
S. pombe (Schizosaccharomyces pombe) Genome-wide Deletion Mutant Libraryは、BIONEER、Korea Research Institute of Bioscience and Biotechnology (KRIBB) およびCancer Research UKと共同で開発した。BIONEERは、独占的なビジネスライセンスを持つ唯一の機関です。
遺伝子機能解析、創薬ターゲット同定、バリデーション研究、グローバル細胞機能研究などの強力な研究ツールです。また、遺伝子発現解析や合成致死解析など、遺伝子機能解析や創薬スクリーニングにも利用可能です。
S. pombe Deletion Mutant Libraryは、相同組換えにより、標的遺伝子をKanMX4を含む選択的カセットに置き換えたものである。
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