Exicycler™ 96 Fast Real-Time Quantitative Thermal Blockは、独自の特許である均一な励起光を照射するLT(Light Tunnel)技術と偏光を利用した励起光遮断方式、2-D sensorを用いた96 well同時検出技術で光学感度とwell間偏差を最小化したリアルタイム遺伝子増幅装置です。Thermal blockはlow-profile 96 well formatに設計されてPCR反応に使用される溶液の量を最小化、PCR反応時間を減少しました。
概要
光学特許技術
Bioneerの特許である偏光を利用した蛍光検出方式(韓国登録特許第10-1089045号、米国登録特許第US 8427643)を適用して反射光によるノイズ*を最小化し、敏感度と精度が向上しました。
特長
96 well同時測定にwell間偏差を最小化した光学系
均一な励起光を照射する LT(Light Tunnel) 技術 (韓国登録特許 KR 0794703、米国登録特許第 US 8139210、 日本の登録特許 JP 4751821、 中国の特許 CN 1798969)と偏光を利用した励起光遮断方式(韓国登録特許 第10-1089045号、米国登録特許第US 8427643)、2-D sensorを用いた96 well同時検出技術で光学感度とwell間偏差を最小化して再現性が高く、正確な結果を得ることが出来ます。
速いRamp rateで反応時間短縮
独創的なthermal blockと温度制御技術を適用して、最大ramping rate 4.5 ℃/sec (Exicycler ™ 96 Fast: max 5.0 ℃/sec)具現
5 color multiplexing system
均一な光学系の特許技術 (韓国登録特許 KR 0794703、米国登録特許第 US 8139210、日本の登録特許 JP 4751821、中国の特許 CN 1798969) で光量偏差補正のために使用されているreference dyeを必要としない5チャンネルの蛍光をすべての試料に活用することができ、5ターゲットを同時に検出することができるmultiplex PCRが可能です。
様々な蛍光dye適用可能
特定のdyeを使用するようになっている他社の機器とは異なり、Excitation / Emission波長帯が475〜690 nmで広く、また、一般的な蛍光dyeを使用できるように設計されており、実験上の便利性を高めました。
低濃度と高濃度の試料で実験可能
強力な励起光源であるshort Arcランプを使用して検出範囲が9 log以上で、低濃度と高濃度の試料でもDNA定量、定性分析が可能です。
温度gradient機能
20~95℃ の範囲で、1~20℃までの温度gradientが可能で、最適のPCR annealing温度を一度に検索することが出来ます。
様々な応用機能
Time increment、Temperature increment調節機能を持っており、touch down PCRと同じapplicationが可能です。
使い易いソフトウェア
利用者中心のGUIを適用して、便利で、簡単に実験を設計できるし、結果を分析することが出来ます。
応用分野
• 遺伝子発現解析
• MicroRNA発現解析
• 遺伝子copy数の分析
• 病原菌の検出
• 遺伝変異検査
• GMO定量、定性検査