萎縮した上顎後面に対するオステオトーム交互切削法のための手術用キット
キット
オステオトーム法:その理由
ルチアーノ・マルキオディ教授は、萎縮した上顎後面において、サマーテクニックの適応となる骨吸収がある場合、他の骨切り術と類似点がいくつかありますが、ユニークな違いもある、自身のAlternating Osteotomeテクニックを推奨しています。
マルキオディ教授の術式は、SA2型とSA3型の上顎洞萎縮症に適応されます。この2つの重度の萎縮症では、骨切り術の方法は似ています。
凹型オステオトームと凸型ボーンコンパクターを交互に使用することにより、最初に垂直方向に骨を圧縮し(凹型オステオトーム)、その後水平方向に圧縮する(凸型オステオトーム)ことが可能です。この方法では、従来のSummersテクニックで得られるものと比べて、複合的な力のベクトルが全く異なるものになります。
この2つの器具を交互に使用することで、インプラント埋入部位を徐々に深くすることができ、穿孔のリスクを最小限に抑えることができます。
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