血液中にDダイマーが存在することは、生体内で凝固系が活性化され、フィブリノーゲンからトロンビンが生成され、フィブリンが生成されたことを示します。この検査では、血中濃度を測定することにより、血栓状態の評価に役立てることができます。
試薬の使用について
検出範囲
(50 - 10,000 ng/ml)
(50 - 10,000 ng/ml)
適応症
深部静脈血栓症、びまん性・播種性血管内凝固症候群、PE・脳卒中を含む各種塞栓症
医療現場での活用
臨床医は、この情報を他の関連パラメータと統合して、患者の凝固状態を評価することができます。例えば、Dダイマーが陽性であれば、DVTやPEであるかどうかを診断するために、さらに画像診断が必要であることを意味します。
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