バイオローテーターRS-Multiは、3種類の動きを個別に(ただし、ボルテックスモードは往復運動モードと連動)、また連続的にサイクルとして使用することが可能です。
1.オービタルモーション
シンプルで均一な円運動 - ローテーターでよく使用されるタイプの運動です。回転数は1~100rpmで調整可能。
2.レシプロモーション
回転方向を変えながら垂直に回転します。回転角度を1°から90°まで、1°刻みで調整できます。速度は回転運動の設定と同じです(1~100rpm)。このタイプの動作では、Vortex/pause モードで設定可能な一時停止機能(0~5秒、1秒刻み)があります。
3.ボルテックス動作
高速かつ小振幅での集中的な試料の混合 - 渦運動。
特に微量サンプルの研究では、サンプル重量と付着力が等しくなるため、チューブ表面への溶液の付着を低減させるために、集中攪拌に必要なボルテックスモードを搭載しました。
ボルテックスモードは、回転角度を0~5°(1°刻み)で調整でき、タイマーは0~5秒(1秒刻み)のポーズ機能を備えています)。
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