自動テープ収集ウルトラミクロトーム
ATUMtomeのテープ収集システム(ATUM)はハーバード大学で開発されたもので、ジェフ・リヒトマン教授(医学博士)と彼のチームは、脳の神経経路の再構築に役立つ超薄切片を収集するための装置を設計した。
特徴と利点
- 連続テープで数百から数千の切片を収集
- サンプルは非破壊で、切片は数年先まで処理、後染色、免疫金標識、相関イメージングに利用できる。
- 切片の厚さは通常30nmから5,000nmで、より薄い切片も可能。
- プロセスの早い段階でサンプルのバイアビリティを判断できるため、問題のあるサンプルの切断やイメージングに貴重な時間を費やす必要がありません。
- 複数の解像度で関心領域を特定し、ズームインしてより高解像度のイメージングが可能。
- ローカライゼーションと超構造イメージングのための相関顕微鏡検査が可能。
- 電子顕微鏡観察中に画像を素早く検出できるよう、ピクセル滞留時間の短い試料を準備可能
- 標準的な試料調製技術と樹脂を使用
- 切片への帯電影響は管理可能
- 代替3Dイメージング技術の数分の一の価格
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