360°回転ステージ付き偏光顕微鏡-鉱物学、地質学に最適
通常の光とは対照的に、偏光は光波の振動面が優先されます。結晶はもちろん、動物の毛、羽、筋肉、神経線維、植物細胞壁など、生体分子の向きが優先される対象物は、通常の明視野画像では見えなかった構造を見ることができるようになります。偏光顕微鏡で撮影された画像は、幻想的な色合いになることが多いのが特徴です。偏光顕微鏡は、鉱物学、地質学、生物学、医学の分野で特に使用されています。
サイエンスMPO401は、物体の向きを自在に変えるために、円形で中央調整可能な全回転式ステージ(度数目盛付き)を備えています。照明・観察ユニットには、調光器付きハロゲン電球ランプ(20W)、ケーラー照明用フィールドダイアフラム、360°回転式偏光子(偏光作成用)、対物レンズのセンタリング装置、アナライザーアタッチメント(偏光解析用)などが含まれます。アナライザーアタッチメントは、360°回転可能なアナライザーとオプションのスライダー(コノスコープ用のベルトランレンズ、特殊な色効果を得るための石英ウェッジ、ラムダプレート、ラムダ/4プレート)を取り付けるために使用されます。オプションの広視野接眼レンズ(WF10x)は、30°の傾斜で三眼ヘッドに設置されています。
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