OPUSベースパッケージは、分析と研究に対応する幅広い機能、シンプルなデザイン、高い生産性を兼ね備えています。
OPUSベースパッケージの幅広い機能を支えているのは、強力な解析機能、データ処理、レポート生成機能、そして汎用性の高いプログラミングインターフェースです。さらに他の多くの機能が、OPUSは際立った明確性、利便性、汎用性を実現しています。
オールインワンのOPUSファイル形式:すべてのデータは加工/解析結果と履歴を含む同一かつ唯一のファイルに保存されているため、特定の情報を数秒以内のうちに見つけ出すことができます。
バリデーション:OPUSはバリデートされたソフトウェアで、cGMP/GLPに準拠し、マルチレベルのユーザー管理、監査証跡(履歴ログ)、および電子署名を含んでいます。そのデータインテグリティモード(動画を参照)では、収集されたデータが常に安全に保存され、過失または故意による改ざんから保護されています。自動化されたOQおよびPQテスト、ならびに装置ステータスインジケータおよびシステムコンポーネントのオンラインモニタリングが含まれており、バリデーションマニュアルとサービスが利用可能となっています。
透明性のあるマルチタスキング:アクティブなすべてのタスクが対応するタブなどによって明確に配置され、アクセスすることが可能で、測定とデータ処理/評価を同時に行えます。
多用途のデータエクスポート&インポート:JCAMPやASCIIなど、一般的なファイル形式を便利にエクスポートおよびインポートすることができます。
強力なスペクトルブラウザ:読み込まれるすべてのスペクトルが明確に配置され、すべてのデータブロック、パラメータ、結果、および履歴に容易にアクセスすることができます。複数のスペクトルを同時に表示するとともに、多くのスペクトルの全体も表示します。
カスタマイズ可能なワークスペース:OPUSは、ユーザーが良く使うメニューとアイコンにを自由に配置でき、日常分析や研究業務に応じた作業環境ワークスペースを備えています。
複数のスペクトル単位軸:cm-1、nm、µm、eV、meV、あるいはTHzなど、スペクトルの表示方法を選択し、上下のX軸に異なる単位を使用することも可能です。
日常作業に便利な各種機能:
- アクセサリーの自動認識機能および測定パラメータの一貫性チェック機能
- 反復測定やオートサンプラーのサポート
- 実験日誌機能、およびカレンダーでスケジュールしたアクションの自動実行
- マウス右ボタンのコンテクストメニューによる効率性の高い操作
- オンラインヘルプ、マルチメディアFTIRチュートリアルなど