PAV1000は、データセンターのサーバーファームなど、スペースに制約のある場所でも熱管理ができる経済的な高性能風速センサーとして設計されました。サーミスタベースのソリューションとは異なり、Posifa MEMSセンサコアは周囲温度の変化の影響を最小限に抑え、サーバブレードの適切なエアフローをリアルタイムで即座にフィードバックします。PAV1000はPosifaの第3世代サーマルフローダイを搭載しており、微細加工における最新の技術革新の恩恵を受けています。このセンサーダイは、1対のサーモパイルを使用してマスフローによる温度勾配の変化を検出し、優れたS/Nと再現性を実現します。センサーダイ上の「ソリッドステート」熱絶縁構造により、競合技術で使用される表面空洞や壊れやすい膜が不要となり、センサーは目詰まりや圧力衝撃に強くなります。PAV1000シリーズは、ゼロとフルスケールでトリミングされたアナログ電圧出力とデジタルI2C出力が利用できます。
用途
- データセンターの熱管理
- HVAC VAVダンパー制御
- HVACフィルター監視
特長
- 堅牢でコスト効率に優れたパッケージで卓越した性能
- ソリッドステート」センシングコア(表面空洞や壊れやすい膜がない)目詰まりや圧力衝撃に強い
圧力衝撃に強い
- 可動部品なし
- 極めて速い応答時間(125 ms typ)
- 優れた再現性(1%FS)
- コンパクトなパッケージ
最大定格
- 動作温度: -25~85
- 保存温度: -40~90
- 湿度: 0~100% RH、結露しないこと
---