OptoTIRF V2は、コンパクトでパワフル、しかも安価なステッピングモーター制御のTIRFイルミネーターで、研究用倒立顕微鏡に装着できるよう設計されています。ジョイスティックやソフトウェアによる制御が可能で、プリセットポジションをデジタルまたはCOMインターフェースで簡単に保存、呼び出しができます。また、デジタルインターフェースやCOMインターフェースを介して、プリセットポジションを簡単に保存・呼び出しができます。Gataca iLASのような高速スキャン機能はありませんが、360度ステッピングモーター制御により、実験中に複数のポイントから照明を当てることができ、サンプルに合わせた照明の調整、フリンジやシェーディンググラデーションの最小化が簡単にできます。また、ディザ機能により、ポイントTIRFに伴うアーティファクトを回避し、フィールドの均一性を高めています。また、モーター駆動のバイパスポートにより、LEDや液体ライトガイドを使用した広視野照明や、2台目のTIRFモジュールを追加してのデュアルカラー同時撮影など、フレキシビリティも向上しています。
追加情報
アプリケーション
- 1分子の局在と追跡
- 1分子間相互作用(リガンド結合、タンパク質:タンパク質、タンパク質:DNA相互作用など)のキネティック研究
- タンパク質(アクチンフィラメントや微小管など)のキネティック研究
- 超解像技術(PALM/STORM)による単一分子のサブディフラクションローカリゼーション
- 低価格でオープンソースのEasySTORM
---