MSH6 は、ミスマッチ修復ファミリーの重要なメンバーであり、2 番染色体 P 腕 16 点に位置している。DNA の長さは 23806BP で、主な機能は塩基対のミスマッチと小断片の挿入と欠損を修正することである。DNAがミスマッチすると、MSH6タンパク質とMSH2タンパク質が結合して、ミスマッチ部位に特定できるMutS-αヘテロダイマーが生成される。このヘテロダイマーはミスマッチ部位と結合してミスマッチ修復を開始し、マイクロサテライトの安定性を確保する。
組織を染色する
図が示すように
MSH6で染色した大腸腺がん組織
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