CleanDTRは、サンガーシーケンス反応から未組み込みの色素ターミネーターを除去するためにCleanNAが設計した、効率的な常磁性ビーズベースのシステムです。CRISPR-Cas9にも使用できます。CleanDTRプロセスは、結合、洗浄、溶出という3つのシンプルなステップを含む。シーケンス産物を磁性粒子に選択的に結合させながら、未組み込みの色素、ヌクレオチド、塩およびプライマーをエタノール洗浄中に除去します。この原理により、選択した溶出バッファーで純粋なサンガーシーケンス産物を溶出することができます。このプロトコールは、現在お使いのリキッドハンドリングワークステーション(Beckman、Hamilton、Tecan、Caliper、Perkin Elmer、Agilent、Eppendorfなど)に適合させることができ、手動で実行することもできます。
利点
平均800bps以上の長いPhred 20リード長
85%以上のパス率
シーケンス反応のコンタミを効率的に除去
平均シグナル強度の向上によるBigDye*使用量の削減
アプリケーション
シーケンシング産物のクリーンアップ
ABIおよびMegaBACEプラットフォーム
対応ケミストリ
- BigDye*バージョン1.0、1.1、2.0、3.0および3.1
- DYEnamic ET
* BigDyeはApplied Biosystemsの登録商標です。
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