血清中の直接ビリルビン(抱合ビリルビン)濃度の測定は、主に肝機能の診断に用いられる。直接ビリルビン濃度の測定は、高ビリルビン血症を伴う臨床症状の診断の補助として用いられる。直接ビリルビン濃度の上昇は、機械性黄疸、Dubin-Jonson症候群、胆管疾患、胆嚢疾患などで観察される。直接ビリルビンは急性S状結腸憩室炎における穿孔のマーカーでもある。
仕様
バナジン酸酸化法
検体血清
最大12週間の機内安定性
12週間までの検量線安定性
測定範囲 0.07-56 mg/dl
規制ステータス CE IVD
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