グルコースは、インスリン、コルチゾール、グルカゴンなどのホルモンによって調節される主要なエネルギー源である。血清および血漿中のグルコース濃度の測定は、主に糖尿病の診断および治療モニタリングに使用される。グルコース濃度の測定は、低血糖や高血糖を伴う臨床症状の診断の補助としても用いられる。グルコース濃度の上昇は、一過性の高グルコース血症、急性ストレス反応、クッシング症候群、グルココルチコイド療法、甲状腺機能亢進症などで観察される。グルコース濃度の低下は、新生児低血糖症または甲状腺機能低下症に関連することがある。
仕様
検体血清、血漿、髄液
最大12週間の機内安定性
12週間までの検量線安定性
測定範囲 2,7-600 g/dl
規制ステータス CE IVD
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