PAIA社のF.QUANTは、ビーズおよびプレートベースの蛍光アッセイで、生物学的サンプル(血清、血漿、培養上清など)中の標的抗体濃度を測定します。このキットには、ビーズを充填した384ウェルプレートと蛍光試薬ミックスが含まれており、迅速かつ直接力価測定が可能です。これにより、バイオ医薬品の製造やハイスループット抗体探索ワークフローにおいて、高生産細胞株の信頼性の高い同定が可能になります。
CYTENAは2種類のF.QUANT力価測定キットを提供しています。F.QUANT Fc力価測定キットは、IgG中のFcおよびFc融合タンパク質や二重特異性タンパク質などIgGのFc部分を含むタンパク質に特異的であり、F.QUANT Fab力価測定キットはヒトFab断片を認識します。
主な特徴と利点
当社の製品がお客様の研究をどのように充実させるかをご覧ください。
上清からの直接力価定量
サンプルとF.QUANTタイターミックスをF.QUANTタイタープレートで混合し、直接定量します。
細胞の除去や洗浄は不要
上清を直接F.QUANT力価測定用プレートにピペットで注入するため、残留細胞が測定結果に影響することはありません。
CLDにおけるクローンスクリーニングに最適化
モノクローナル抗体用に最適化されたプロトコルを使用してください。
混合、振とう、読み取りのワークフロー
簡単なステップでサンプルの力価を測定できます。
リキッドハンドラーでの簡単な自動化
自動化されたCLDワークフローにF.QUANT Titerアッセイを簡単にセットアップできます。
アッセイに必要な量はわずか5 µL
測定用に少量の細胞上清を取り出し、培養を継続します。
キット内容
各キットには、各ウェルにキャプチャービーズが入った384ウェルのF.QUANT Titer Platesと、対応する蛍光F.QUANT Titer Mixが含まれています。
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