Dewert MCL IIIコントローラは、最大4つのドライブを制御でき、設置空間を最適化した小型コントローラです。設置面積を取らないフラットな設計のコントローラであるため、設置空間の非常に狭い用途(低背介護ベッドやフロアベッドに取り付ける場合など)に理想的です。非常に低く下げられるこの種の介護・医療ベッドは、現在市場で大流行しています。このソリューションには、患者がベッドから落ちて傷つくリスクを最小限に抑えるという決定的な利点があります。MCL IIIコントローラの適切にコンパクトな設計のおかげで、低背介護ベッドの底から床まで高さを非常に低く抑えながら、設計と機能の柔軟性を同時に維持することができます。
Dewert MCL IIIコントローラには、低い介護ベッドにいくつかの 決定的な利点を提供する外部電源があります。 またこれにより、コントローラ筐体の高さを非常に低くすることができます。一方、感電から効果的に保護することにより、安全性を大幅に向上させます。 電源とコントローラが分離されているため、30ボルト未満の超低電圧出力のみがベッドの真下に置かれます。 また、危険な臨界電源電圧は、電源コンセントのすぐ隣にある調整器(ベッドの外)に置かれます。 従って、ベッドでの感電の恐れを防止できます。 一流のエラーセーフを誇るDewert MCL IIIは、医療要件に準拠して、短絡および過負荷保護機能を備えているので、低背介護ベッドでも安全にご使用いただけます。
DewertコントローラMCL IIIは、電気保護クラス3で、超低電圧による保護を提供しています。また、コントローラは、粉塵や液体の筐体への侵入を防ぎ、接触電圧から保護する保護等級IPX6に適合。 保護等級IPX6では、筐体は強力な水噴霧にも耐久します。標準的な手順では、工具を使わずに筺体を開きます。 こうしたコントローラに対する極めて高い安全性は、低背介護ベッドメーカーにとってメンテナンス要件が低下することを意味します。 外部電源のおかげで、電圧が供給されるベッドに対する通常の点検およびメンテナンス間隔が数年延長されます。 その理由は、MCL IIIコントローラから低背介護ベッドの付近に危険な主電源電圧が流れなくなるためです。
MCL IIIは、プラグ式標準電源コードを備えているので、バリアントの種類と在庫が大幅に減ります。 低背介護ベッドのメーカーは、国固有の顧客要件にずっと速く対応できます。 また、コントローラには、お客様の要件に応じて個々の低背介護ベッドに備え付けられるオプションの拡張装置が多数用意されています。特に、読書灯や信号灯など、必要に応じて取り付けられる固定装置と外部デバイス動作用電圧出力などがあります。 またオプションのバッテリを使用すると、停電時でも低背介護ベッドの操作が可能です。プログラム可能なメモリ機能は、もう1つのオプション機能です。この機能を使用すると、患者を特定の治療体位に迅速に移動させるなど、ボタンひとつで弊社が記憶させた複数の体位に変更することができます。
限られた設置条件で使用できるように設計され、最大4つのドライブを制御できる、外部SMPS付きコンパクト省スペースコントローラ。
医療要件を満たす一流のエラーセーフ機構を採用し、EcoDesignガイドラインにも準拠しています(待機時消費電力は0.5W未満)。
お客様のメリット
外部SMPS
プラグ式バージョン、世界各国で使用可能
ケーブルの種類を減少
国固有の顧客ニーズに迅速に反応
負荷に影響されない一定の移動速度
応用対象における超低電圧による安全性の向上
統合短絡および過負荷保護
コンパクトな筐体
フラットでコンパクトな設計
設置空間の非常に狭い用途での使用に最適
安全性の向上
コンパクトな設計により、転落を回避し、その影響を抑える低床/低背ベッドに理想的なソリューションを提供します。
メンテナンス作業の軽減