Bioruptor® は独自のシステムにより、0.5mlから50mlまでの密封チューブに入った複数のサンプルを一度に処理することができます。内蔵の冷却システム(ウォータークーラーとシングルサイクルバルブ)により、高精度の温度制御が可能になり、より高品質なサンプルを得ることができます。クロマチンの剪断、細胞や組織の破壊、その他多くのアプリケーションに最適な装置です(下記参照)。
シロイヌナズナ科内の花粉数の違いをより大規模に表現型決定するために、我々はBioruptor®を用いた花粉計数という我々の目的に適した既存の方法を改良した。1つの遺伝子型につき4株を栽培した。1株につき3つの花芽を収穫し、65℃で一晩乾燥させた。花芽は花粉が成熟しているが、葯が開く前(花のステージ13)のものを集めた。花序の1番目と2番目の花は、発達が未熟な花の形態を示す傾向があるため、使用しなかった。乾燥した花に5% Tween-20を30μl加え、Bioruptor® Plusのハイパワーモードを用いてサンプルを10サイクル超音波処理し(超音波処理サイクル:30秒ON、30秒OFF)、葯から花粉粒を分離する。その後、すべての花粉液をセルカウンターで測定する。
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