ダイアライザーDiff.LMGは、白血球数、リンパ球数、中球数、顆粒球数測定用の溶血試薬として、ABX/Roche Cobas Micros (18 param.)血液分析装置で使用されます。
概要と原理
全血検体を分析装置に吸引し、その一部をDiaton Diff.LMG希釈液で自動的に希釈されます。この最初の希釈液の一部は、Diaton Diff.LMG希釈液でさらに希釈されます。この第2希釈液をインピーダンス粒子分析装置に導入し、赤血球数(RBC)と血小板数(PLT)を測定します。第一希釈液の残りに溶血試薬(Dialyse Diff LMG)を加え、ヘモグロビン(HGB)、白血球数(WBC)、リンパ球数(LYM)、中球数(MON)、顆粒球数(GRAN)を測定します。全血血液学的分析の手順と原理に関する追加情報については、各装置の取扱説明書を参照してください。
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