25-OHビタミンD3 HPLCアッセイキットは血漿および血清中の25-OHビタミンD3の定量を目的としています。25-OHビタミンD3 HPLCアッセイキットは研究用であり、診断には使用できません。
25-OHビタミンD 3 HPLC測定キットは研究用です。
サイズ:100テスト
コントロール
基準値(正常値):
夏期
50-300 nmol/l (20-120 µg/l)
冬季
25-150 nmol/l (10-60 µg/l)
各検査施設で独自の正常範囲を設定することを推奨する。
ドイツで開発・製造された製品
米国での製品サポート
アッセイの背景
ビタミンDは、高等動物におけるCa2+-およびリン酸代謝の最も重要な必須生体調節因子の一つである。ペプチドホルモンのパラトルモンおよびカルシトニンと共に、Ca2+-およびリン酸のホメオスタシスを得る役割を担っている。 ビタミンDの最も重要な生理学的機能は、Ca2+とリン酸の腸管吸収の刺激と骨マトリックスへの取り込みである。
D-ビタミンまたはカルシフェロールは、日光の紫外線が触媒となってステラン骨格のB環が分裂することにより、プロビタミンから生成される。皮膚で形成されたビタミンD3は、血漿中のビタミンD結合タンパク質と結合し、肝臓に運ばれ、25位で水酸化されて25-OHビタミンD3となる。さらに腎臓でも水酸化が行われ、1,25 (OH)2 ビタミンD3と24,25 (OH)2 ビタミンD3が生成される。 1,25(OH)2ビタミンD3は代謝上最も活性の高いビタミンDであるが、25-OHビタミンDの95%以上は25-OHビタミンD3である。
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