Eagle Bioscience社のHuman IGFBP-1は研究用であり、診断用ではない。
製品仕様
由来
肝炎陰性であることが証明されたヒト羊水から精製。
説明
ヒトインスリン様成長因子結合タンパク質-1(IGFBP-1)は234アミノ酸のタンパク質で、IGF-IおよびIGF-IIと高い親和性で結合し、それらの代謝および分裂促進作用を調節する6つの循環タンパク質ファミリーのメンバーである。肝臓、卵巣顆粒膜細胞、脱落子宮内膜、その他多くの細胞型がネイティブヒトIGFBP-1を産生する。IGFBP-1はIGF-IとIGF-IIの両方に結合する。血清IGFBP-1レベルは、インスリンによるIGFBP-1産生阻害によって調節されている。IGFBP-1は、IGF-IまたはIGF-IIに反応して平滑筋の移動を阻害し、IGF-IIに反応して創傷治癒を刺激するようである。ネイティブIGFBP-1は、主に218アミノ酸からなる低分子量種であり、3-4個のリン酸化体が存在する。
純度>90%以上(HPLC分析による)
量:20μg
分子量:25,300ダルトン-質量分析で確認
生物学的活性NUC-1細胞のIGF-I刺激増殖を阻害する:IC50 ~100 ng/ml。ニワトリ胚線維芽細胞初代培養における血清誘発DNA合成刺激の阻害:IC50 ~300 ng/ml
エンドトキシン(LAL):<0.1 EU/ug
保存/安定性少なくとも2年
外観白色粉末
状態10 mM HClから凍結乾燥し、窒素下でわずかに真空保存。
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