FDAがポジティブ・ディスプレースメント・ニードレス・コネクターのメーカーに感染リスクの調査を指示
キーポイント1
しかし、FDAは、血流感染とポジティブディスプレイスメントニードルレスコネクターに関連した死亡の報告を3件受けていると述べている。
キーポイント2.
Jarvis博士によれば、感染率が高いという問題は、ポジティブディスプレイスメント針なしコネクタが他のコネクタよりも複雑なデザインであることに起因しているようである。この複雑さにより、器具の消毒、完全な洗浄、正しい使用が困難になっている。(最近Infections Control Todayに掲載されたJarvis博士の論文では、一般的なニードルレスコネクターのデザインについて詳しく述べている)。
BSI(血流感染)は現在深刻な問題となっている。
米国での診療所の対応や研究報告によると、400-5,000人の患者が死亡している。毎年400-5,000人の患者がBSIで死亡している。
約90%がCVC(中心静脈カテーテル)によるカテーテル関連血流感染(CABSI)である。カテーテルへのアクセスやカテーテル内部は生理食塩水で完全に洗浄することが困難である。
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