手術映像の奥行き感・立体感を
忠実かつ高精細に再現する
4K UHD表示対応の
31.1型ワイド手術用3Dモニター
4K 3D4K/3D内視鏡や手術顕微鏡の3D映像を、フルHDの4倍にあたる高解像度4K UHD(横3840×縦2160ピクセル)と高輝度450cd/m2で、奥行き感、立体感まで忠実かつ高精細に見やすく再現します。
EIZO独自開発の映像鮮鋭化技術「Smart Resolution with Sparse Coding (S.R.S.C.)」を搭載。従来の内視鏡や顕微鏡手術カメラで撮影したフルHDの映像も、モニターの4K UHD解像度を活かし、遅延なく高精細に表示します。
4K UHD映像の入力時に、ズーム機能で任意の部位を拡大視しても、フルHD相当以上の解像度で表示可能です。
「sRGB」の色域を忠実に表示できるだけでなく、4K映像の色標準である「BT.2020」のエミュレーション(擬似再現)に対応。「BT.2020」対応カメラで撮影された映像の黄緑から赤にかけての領域をより鮮明に再現できます。
HDR(ハイダイナミックレンジ)は、従来の映像で再現しきれなかった人間の目で見たような自然な表現ができる表示技術です。EX3141-3Dは、HDRで用いられる「PQ(Perceptual Quantization)方式」、「HLG(Hybrid Log Gamma)方式」のガンマ設定を備えています。HDR対応カメラの映像を、暗い部分が黒つぶれすることなく、よりリアルに表示します。
手術室に設置された多くの医療機器や装置は、手術内容に応じて並び替えられたり、手術室間の移動が伴います。その際の医療スタッフの安全性を考慮し、角のない丸みを帯びたデザインを採用しています。
さらに、前面すべてを保護ガラスで覆ったフルフラットデザインで、防塵・防水等級はモニター前面:IP45、全体:IP32を実現しました。また、ケーブルカバー装備でケーブル類もすっきり収納できるなど、安全で衛生的な手術環境の実現に貢献します。
モニター前面すべてを表面硬度9Hの保護ガラスで覆い、液晶画面を衝撃から守ります。さらにオプティカルボンディング加工により、液晶パネルと保護ガラス間の空気層がないため、埃や水分などの異物の侵入による液晶パネルのダメージも防げます
液晶モニター画面への映り込みは、画面を照らす外光が屈折率の異なる保護ガラスや空気層を透過する際に発生する光の反射です。EIZOの手術用3Dモニターは、オプティカルボンディング加工を施すことで、光の屈折率の差を最小限に抑え、画面への映り込みを和らげます。明るい照明の手術室で使用しても、視認性の高い映像を再現します。