人間工学に基づいた使いやすいIntegre® Proレーザー製品群には、さまざまな完全一体型システムがあり、網膜病変の治療に合わせて幅広いパラメータを提供します。
Integre® Proは、多波長光凝固とシングルスポット技術を組み合わせたものです。
Integre® Pro Scanは、多波長光凝固と精密なコンピュータ制御パターンスキャニングレーザーを組み合わせたものです。
単一波長または二波長レーザー
黄斑部に局所治療を行う場合にも、末梢網膜にPRPを施行する場合にも、Integre® Proレーザーは、あらゆる網膜病変を対象とする包括的な波長選択を提供します。
シングルスポット治療モード
Integre® ProおよびIntegre® Pro Scanで使用可能
長いパルス幅(100~200 ms)の使用を特徴とするIntegre® Proのシングルスポット治療モードには、漏出血管の閉鎖(局所レーザー光凝固)などの温熱療法を施行するカスタマイズ可能な以下の照射モードがあります
シングル、リピート、連続など……
短いパルス幅(10~20 ms)の使用を特徴とするIntegre® Pro Scanのマルチスポット・パターンスキャニング治療モードには、汎網膜光凝固(PRP)などの従来の網膜治療の光凝固をしのぐ多くの利点があります。
網膜や脈絡膜への熱拡散が少なく、網膜神経線維層の損傷が少ない
負担のない治療で、患者さんの忍容性が良好[3]
極めて迅速な治療(1回のセッションでPRP終了)
マルチスポット・パターンスキャニング治療モードでは、治療部位への適合性を高めるために、カスタマイズ可能な以下のパターンで照射することができます。
ライン、レクタングル、スクエア、トライアングル、サークル、ダブルサークルなど……
術者を念頭に置いて設計
Integre® Proレーザー製品群の独自の設計によって、すべてのコントロール(スポットサイズ、エネルギー、照射時間およびマイクロマニピュレータ)が容易に操作できる位置にあります。
Integre® Pro Scanの操作しやすいタッチスクリーンインターフェースによって、レーザー出力、パルス幅、パターン選択、パターンサイズなど、あらゆる治療パラメータを迅速かつ容易に調整することができます。
直観的なトラックパッドによって、網膜のナビゲーションのほか、治療設定やパターン特性の調整を容易に実施することができます。