ERWEKA Dissolution HPLC On/Offline Systemは、HPLCオンライン分析により100%USP/EP/JP準拠の溶出試験を実現するセミ・オートマチック・ソリューションです。DT950シリーズ溶出試験機とCTCサンプリングおよびオンラインHPLCクロマトグラフィーを組み合わせることにより、8ステップ中最大5ステップの溶出試験を自動化することができます。システム全体はDisso.NETソフトウェアで制御されます。
0.22μmまでのろ過には、自動フィルターチェンジャーAFC825とメンテナンスフリーのPVPポンプを組み合わせて使用することができます。また、Disso.NETはシステム全体を正確かつシンプルにコントロールするだけでなく、サンプリング時間の自動記録から各ベッセルの温度や回転数の記録まで、テストプロセス全体を正確に記録します(=システム操作のドキュメント化、監査証跡)。
溶出試験機DT950シリーズは、USPメソッド1、2、5、6に100%準拠しており、ハイヘッドおよびローヘッドモードで運転することが可能です。
DT950で溶出試験*を行い、PVP820ポンプとAFC825で二重ろ過を行った後、培地はHPLCサンプラーに移されます。そこで培地はまずトランスファーブロック(PEEKブロック)に充填され、その後、適切なバイアルに分配されます。必要に応じて、サンプルはすぐに分析できるように希釈されるか、または後の分析のためにUV照射に対して冷却され、一時的に保管されることができます。
サンプラーのHPLCバルブにサンプルが充填され、Disso.NETからHPLC装置にトリガー信号が送信されると同時に、HPLC分析が開始されます。分析および評価は、対応するHPLCメーカーの分析ソフトウェアにより、別のPCで行われます。
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