ETS-Lindgren社のSafe IV Port(SIVP)は、RFシールドを損なうことなく、MRI室内に点滴ラインを安全かつ容易に通すことができる製品です。
ETS-リンドグレーンのセーフIVポート(SIVP)は、RFシールドを損なうことなく、MRI室への点滴ラインを安全かつ容易に通すことができる製品です。EVOシールドドア専用に設計されたSIVPは、輸液ポンプやその他の医療機器を安全にMRI室の外に残し、患者への接続を完全に維持することができます。
従来、輸液ラインを持つ患者にMRIを行うことは、MR環境にとって好ましくないことでした。そのため、いったん点滴を外し、別の方法で再接続するか、MRI撮影中は点滴を外したままにしておく必要がありました。
また、輸液ポンプや医療機器を安全にMR室の外に出しておくために、接続した輸液ラインをMRIのドアに通しておくという方法もありました。この場合、ドアのRFシールが破れていたり、開いたままになっていたりして、MRI内がEMI(電磁妨害)にさらされ、画質が低下するという重大な問題がありました。
SIVPを装着することで、医療機器を安全にMR室の外に出し、RFシールドを維持し、画質を損なわないようにすることができます。
注:SIVPは新しいEVOドアにのみ使用できる工場設置オプションです。EVOドアに関する詳細については、ETS-Lindgrenの担当者にお問い合わせください。
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