再現性が高く、安定した実験環境
顕微鏡用培養装置*
温度、湿度、CO2濃度を高精度に制御することより、マイクロプレートやディッシュ内の環境を均一に保ちます。
顕微鏡用保温箱*
顕微鏡用培養装置*と合わせて使用することで、顕微鏡周辺の温度を一定に保つことができ、細胞にとってより安定した環境を構築することが可能です。
*他社製品
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顕微鏡の安定性を追求
光毒性の少ないIRレーザーを用いて容器底面を検出し、ピントを合わせます。これまでは、長時間タイムラプスの際にピント位置がずれてしまうため、Zスタックを取る必要がありましたが、ZDCによりピント位置のみを撮影できるので、細胞へ露光回数を大幅に削減できます。さらに、コンティニュアスAFモードにより、温度変化や薬液投与によるフォーカスずれに影響されることなく、フォーカスを高精度で維持することができます。また、ロの字構造を採用することで拡張性と剛性の相反する要求を両立。レボルバーの近くに設置した高熱剛性Z機構が剛性を一段と高め、熱や振動による影響を大幅に低減しました。
高NAと長いW.D.を実現したシリコーン浸対物レンズ
シリコーン浸対物レンズは生体標本の屈折率(ne≒1.38)に近いシリコーンオイル (ne≒1.40)を浸液に光学設計された高NAと長W.D.を実現した対物レンズです。ワイドフィールド観察においては、長W.Dが必要とされる観察条件において水浸対物レンズよりも鮮明な画像を取得することが出来ます。また、シリコーンオイルは乾いたり固まったりせず、浸液補充の手間がないため、長時間のタイムラプスに最適です。
高速・高精度同期ユニット
高速・高精度同期ユニット
細胞への光毒性を最小限に抑えたい時や、多点タイムラプスをできる限り早いインターバルでまわしたい時、輝度の定量性をできる限り高めたい時などに、本ユニットが高速かつ高精度にデバイスを制御します。
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オブジェクトトラッキング
タイムラプスイメージングで取得した画像データにおいて、移動・分裂する個々の細胞の輝度や移動速度を時系列で簡単に計測・解析できます。