定量PCR検出システム EZL-PC171は、蛍光PCR増幅とデータ解析を完全に統合したシステムです。105℃の温度範囲で動作する6チャンネルの蛍光検出で、5.5秒のオプティカルスキャンで96サンプルまでテストできます。検出波長範囲は500~800nmで、フルプレートとラインスキャンが可能です。大型LCDタッチスクリーンは、ワンタッチコマンドで複数の機能に素早くアクセスでき、内蔵の診断機能はトラブルシューティングを支援します。
特徴
フルプレートスキャンおよび指定ラインスキャン
絶対定量自動分析
融解曲線分析
6つの独立した温度ゾーン
ユニークなボトム検出、5µlまでの反応量に対応
長寿命のLED励起光源
マルチチャンネルクロストークキャリブレーション
自動開閉蓋で試薬の蒸発を防止
簡単で便利な操作
高い汎用性
繊細なデータ分析
液面レベルに基づく自動制御
調整可能な温度範囲
用途
本装置は、研究所、製薬会社、生物学的研究機関などの様々な分野において、細胞培養、原材料などのサンプルからDNAおよびRNAを定量的に回収するために使用されます。
仕様
反応量 - 5 - 100μl
チャンネル - 4
検出波長 - 500 - 800nm
励起波長 - 300 - 800nm
モジュール温度範囲 - 4 - 105
ランプ速度 - 4°C/s
温度制御精度 - ± 0.1°C
温度均一性 - ±0.3°C 以下
温度制御モード - ブロック・チューブモード
勾配温度範囲 - 1~36°C
ホットリキッド温度範囲 - 30 - 110°C
蛍光検出繰り返し精度 - 0.05
スキャン時間 - 5.5s
---