DIN ISO 11607-2によると、シール工程はバリデーションが必要です。このため、F110シリーズにはパラメータコントロール機能が搭載されています。この機能により、温度、圧力、速度などのパラメータを常時監視することができます。パラメータが1つでも間違っている場合、アラーム音とともに警告メッセージが表示され、機械はシーリングを停止します。パラメータ監視は、外部パラメータ監視ソフトウェア(納入時に付属)を使用することにより、パソコン上でリアルタイムに行うことができます。
全機種に自動搬送スタート、逆搬送機能、アラーム付生産カウンターを装備しています。F110 PROTECは内蔵プリンターにより、袋に様々なデータを印刷することができます。F110 PROTECシリーズの各シーラーには、包装日、賞味期限、コードを印字することができます。F110Dと異なり、F110DEP-P/USBは1行の印字が可能です。一方、F110DBC-P/USBは2行または1行とバーコードの印字が可能です。
F110DEP-P/USBおよびF110DBC-P/USBには、以下の追加機能があります:
1行30文字のテキストを2.000行保存可能。
ラベルに様々なデータを印刷するための外部ラベルプリンタへの接続。
テキストをプログラムするためのパソコンへの接続。ソフトウェアとケーブルが付属。
USB接続でUSBドライブを接続し、PCにプログラムされたテキストをアップロード。また、USBドライブをシーラーに接続すると、各シールのパラメータのログが作成されます。
F110DBC-P/USBは、バーコードのような異なるデータを生成する様々な機器追跡システムに接続することができます。
---