口腔用レトラクタ LARS 2.0

外科用

LARS (Larynx Advanced Retractor System) は、上気道消化管の患部へのアクセスを妨げないように設計されたオープンリトラクターシステムです。様々なタングブレードやその他のアクセサリーを取り揃えたモジュール設計により、このリトラクターシステムは中咽喉頭病変の外科治療における幅広い適応に適しています。フレーム自体の凸型形状とサイズは顔面の解剖学的構造に適合しており、経口的に術野を最大限に露出します。TORS（Trans Oral Robotic Surgery）に最適なメインリトラクターフレームは、ロボットアームの移動スペースを確保するため、手術室でのセットアップ時間や再配置の時間を短縮します。 特長と利点 従来の手術用喉頭鏡と比較して、オープンLARSフレームシステムは、小さな喉頭鏡チューブに外科医を閉じ込めることなく、解剖学的関心領域への最適なアクセスと可視性を可能にします。同時に、大きなフレームとフレキシブルなアクセサリーにより、器具の操作性にも優れています。タングブレードを保持するリトラクターヘッドは、ブレードの角度調整だけでなく、垂直方向や水平方向への移動が可能で、多方向に調整できます。すべてのアクセサリーやアタッチメントは、フレームを所定の位置から取り外すことなく、手術中に追加または変更することができます。