TFPネイルは、大腿骨近位部骨折の治療用として開発されたものです。
TFPの製品ラインアップは以下の通りです。
- ショートネイル (L. 190mm) 130°と125°があります。
- ロングネイル (L. 255mm) 130°と125°のタイプがあります。
- ネックスクリュー (L. 80~120mm)
- 滅菌済み皮質骨ネジ(L.30、35、40mm)
特長と材質
TFP製品ラインの各コンポーネントは、チタン合金(TA6V4)で作られています。
ネイルには以下のような特長があります。
- 上記の適応症に適した解剖学的形状
- 2種類の長さ:190mm(標準)および255mm
- 2種類の頸部-軸部角度(125°、130°)。
- 大腿骨骨幹部径17mm、骨端径11mm。
直径11mmの大腿骨頸部スクリューは、放射線透過性のカーボン製照準器を用いて小さな切開部から挿入されます。
ネイルの近位端に導入されたロッキングスクリューは、大腿骨頚部スクリューの8つのスロットのうちの1つに入れられ、回転しないように止められます。
8つのスロットの形状は、体重負荷時に骨折部位を動的に圧迫するスクリューのバックアウトを制御することが可能です。
インスツルメンテーション
TFPネイルには、専用の器具が用意されています。
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