TLS®は、短いグラフトを使用するACLおよびPCL再建システムです。
TLS®システムの主な原理
グラフト
- 1本の腱のみ採取
- 短い閉ループ構成 (4本の腱ストランド、ST4)
- プレテンションをかける
- 関節鏡視下に膝に導入(全て内側)。
- 骨ソケットに圧入
- 360度骨と接触
骨のトンネル
- アウトサイド・イン・ターゲティング方式による独立したトンネル位置決め
- 小さな直径(4.5mm)
- グラフト用の骨ソケットを手動でレトログレード・リーミングします。
- グラフトの両端と同じサイズのソケットを使用
固定。
- アンカーテープによるリガメントループの吊り下げ
- TLS®固定用スクリューをアウトサイドイン法でテープ内に配置します。
適応症
TLS®システムの主な適応は以下の通りです。
- 成人におけるACLの部分断裂または完全断裂
- PCL断裂
特徴
TLS®インスツルメントには以下のものが含まれます。
- グラフトの準備とプレテンションに使用するワークテーブル (0-300 N)
- ACLおよびPCL再建のために、脛骨および大腿骨にアウトサイドインでガイドワイヤーを配置するためのユニバーサル照準器です。
- 骨ソケットのレトロリーミングに使用するウィングドリル一式(7~11mm)
TLS®システムは、以下から構成されています。
- チタン、PEEK、バイオコンポジット製のTLS®スクリュー(φ10mm、長さ20mmまたは25mm)。
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