T6060は、上位機種のT8000、T9000に搭載された測定部の一部を共有し、0.1 Pa~1 bar(0.5 Pa~6 bar)の安定した測定分解能、ノイズフリーを実現しています。
入門機でありながら、その測定性能は他のフォルテストシリーズに全く引けをとりません。
T6060は、上位シリーズに比べるとポート数は少ないですが、USBスレーブポート、RS232、RS485と充実した機能を備えています。
フロントパネルにはマスターUSBポートがあり、USBキーに接続して実施した試験の保存、パラメータのバックアップ/リストア、ファームウェアのアップグレードが可能です。
サーマルプリンター、バーコード/データマトリクスリーダー、マーカーとの接続は、内部メニューにより自動的に行われます。
T6060のユーザーインターフェースは、小型化により簡素化されたメニューが必要となったものの、試験パラメーターのプログラミングを容易にするために設計されています。
フロントパネルは強化ガラスとアルミの一枚板でできており、クリーニングが非常に容易で、実験室や生産ラインでの使用に適しています。
豊富な内部メニューは理解しやすく、グラフィックインターフェースは重要な情報のみを表示するように設計されています。
すべてがあるべきところにあるのです。
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