スプリットレス熱分解により、熱分解生成物の検出感度を大幅に向上します。またバックフラッシュ機能により、分析時間の短縮とシステム汚染を低減します。マルチショット・パイロライザー(EGA/PY-3030D)専用の周辺装置です。
1. 新スプリットレス熱分解法 : 微量熱分解生成物の高感度検出と溶媒排出
2. バックフラッシュ : 高沸点成分の除去による分析時間の短縮
3. 分離改善 : プレカラムの選択による分離改善
使用可能なパイロライザー
マルチショット・パイロライザー (EGA/PY-3030D)のみ
使用可能な分析法
瞬間熱分解法 (シングルショット法)のみ
使用可能なカラム
内径 0.25 mm, 0.32 mmの不活性金属(Ultra ALLOY®)とFSキャピラリーカラム
組み合わせ可能な周辺機器
オートショット・サンプラー(AS-1020E)
マイクロジェット・クライオトラップ(MJT-1030Ex, MJT-1035E, MJT-2030E)
所要電源
AC 100 - 240 V, 40 VA
適用GC機種
アジレント社製(5977 シリーズ, 5975 シリーズ, 8890, 7890)、サーモフィッシャー社製(ISQ シリーズ, TRACE1600 シリーズ, TRACE1300 シリーズ)、
島津製作所社製(QP2020 NX, GC-2030)、日本電子社製(JMS-Q1500GC)
上記の各社装置では、スプリットレス熱分解時においてスプリットベントとセプタムパージを同時に閉じる機能が必要です。
詳細は弊社までお問い合わせください。